3dsMAX|お皿のモデリング

まずは写真を用意する

3DCGで、何かをモデリングする際に一番大事なことは、どういうものを作るかイメージして作成することです。頭の中にぼんやりとした物しかイメージできていないのに作成することは、モデリングを行う際に失敗しやすいので、イメージを固めることが大切です。絵が得意な人は、ラフスケッチをする。絵が苦手な人は、検索サイトで画像検索をしましょう。

画像検索の方法

ここではGoogleを例にやってみます。まずはGoogleのホームページに行き、上部にある画像のボタンをクリックする。

検索フォームに調べたい内容を入力し、検索ボタンを押す。

3dsMAXでの手順|お皿

まずは、4分割ビューポートを一画面にしてフロントビューに設定しましょう。そのあとに、作成→シェイプ→ライン。

自分で設定したお皿の側面にあったラインを引きましょう。スナップ等は設定しなくてよいです。この時、水平線が引きたい場合は、Shiftキーを押しっぱなしにすることで水平線が描けます。描き終わったらESCキーを押してラインコマンドを終了させましょう。

描いた線に対し、アウトラインをかけます。修正→Lineの中にあるスプラインをクリック。

アウトラインのボタンを押し、選択したラインにマウスカーソルを合わせて任意の位置までアウトラインをかけましょう。

アウトラインボタンをもう一度クリックし、ボタンを解除。

次に頂点にフィレットをかけます。スプラインレベルから頂点レベルへ行くために「頂点」をクリック→フィレットをしたい頂点を選択しましょう。

フィレットボタンを押し、選択した頂点にマウスカーソルを合わせて、写真のイメージに合うようにフィレットをかけましょう。

その他の頂点にもフィレットをかけていく。

セグメントレベルに入り、回転軸(レイズ)の中心と想定する線を削除する。削除後にセグメントレベルから抜けること!

このままレイズをかけてしまうと、回転軸がお皿の中心にないので、想定した形状にならない。そこで、ギズモの位置を変更する。階層→基点のみに影響のボタンを押し、ギズモの位置を変更しましょう。次に位置合わせボタンをクリックし、お皿のオブジェクトの位置にマウスカーソルを持っていき、クリック。

位置合わせのパレットが出てきたら、X軸にチェックを入れ、現在のオブジェクトを基点にし、ターゲットオブジェクトを最大にする。基点が移動したら、階層の基点のみに影響のボタンを再度クリックし、解除すること!

修正→モディファイヤリスト→レイズ

連結中心にチェックを入れる。また、レイズしたオブジェクトが黒くなっている場合は、レンダリングがされないので、法線をフリップにもチェックを入れる。

セグメント数の数値を変更することによってお皿の形状が変わります。

セグメントが画面に表示されない場合は、F4キーでエッジを表示させることを忘れないように!