線の種類と太さ|オフセット|延長
線の種類
機械化がどんなに進んでも仕事でちょっとした建築図の納まりを描く際には手描きしたほうが速いことがよくあります。パースでも建築図でも手描きができると仕事で役に立ちます。線の太さと種類
建築図面を見やすくするために線の種類や太さを使い分けている。
名称 | 形状 | 役割 | |
---|---|---|---|
実線 | 太線 | 断面線 | |
中線 | 外形線、見え掛り線(姿線) | ||
細線 | 寸法線、引出し線、ハッチング | ||
破線 | 部材で見えない部分を表現する線、建具(窓やドア)等の軌跡 | ||
点線 | 持込家具等の想像線(別途工事扱い) | ||
1点鎖線 | 中心線、通り芯等の基準線、切断線 | ||
2点鎖線 | 見上線(上部にある部材を表現する線) |
フリーハンドで線を描く
定規は禁止です。建築やインテリアの仕事を志す人はフリーハンドで線を描くくらいは必須になります。手首と肘を動かさないように注意しながら、線を描いていきましょう。オフセット
- エイリアスは「O」
- コマンドラインを見て、決められた手順通り行う
- マウスカーソルがピックボックスになった際に「オブジェクトを選択」と聞かれ、選択後も再度コマンドラインに表示されるが、これは「他にもオブジェクトを選択しますか?」と聞かれているので、他に選択しないなら、確定(Enterキー)させる。
- オフセットする側の点とは、選択したオブジェクトに対し、どちら側にオフセットするかを決めること
- クリック操作のみで連続して同じ数値をオフセットする場合は、「一括(M)」を使用
- オフセットの距離の指定の際の「通過点」とは、マウス操作により距離を指定できるもの
延長
- エイリアスは「EX」
- 最初に「境界エッジ」を選択する。境界エッジとは、「ここまで延長したい目標とするオブジェクト」のこと
- 境界エッジの選択の際の規定値が「<すべて選択>」となっているが、これはすべてのオブジェクトを境界エッジとするという意味
- 延ばしたいオブジェクトの半分を選択すると延長できる
- フェンス機能は理解しよう