引出し線の角度

クイック引出し線の角度について疑問点が多いようなので、解説しておきます。

角度の設定方法

角度などの設定方法は授業で解説したように、クイック引出し線のコマンドを実行した後に設定を選択する。

セグメントの角度を45度に設定し、折り曲げ回数を2回にする。

アタッチ位置を最終行に下線に設定する。

引出し線の角度の考え方

引出し線の角度を45度に設定したが、実際の角度が45度ではないという疑問を抱いた人が多いと思います。実際、線分で描いた45度線と、引出し線で描かれる45度には、多少の誤差があります。

マルチテキストのグリップの位置が45度

AutoCADのエラーというわけではなく、45度線の位置にくるのが、マルチテキストの左下のグリップになるように設定されています。

セグメントをどうしても45度にしたい人は、実際の線と3度程度の誤差になるので、設定でその分を見込んであげましょう。
角度が概ね揃っていることが大事
実務の図面では、45度が大事なのではなく、引出し線の角度が揃っていることが大事です。ストレッチなどで実際の45度線にしてしまっても、3度程度の差であれば、直す必要はないと考えます。