求められるCADのスキル

  • CAD技術者
  • CAD経験者優遇
  • CADができること
求人にこのような項目を見るかと思います。企業がどのような意味で言っているのか理解することが大事です。

仕事で求められる「CADができる」という内容

初級・中級・上級で分けられるとしたら、仕事ではやはり中級以上が求められるので、まずは中級者になることも目標としましょう。

初級スキル
「CADを使って図形や図面を多少描いた事がある。」というスキル。フェリカテクニカルアカデミーのCADクラスのカリキュラムの流れで言うと、3週間程度ですかね。建築図面を描くためのCAD操作は知っているが、どのようにすれば作図に当てる時間を速く終わらせるか、という最も重要な発想がまだ出来ていません。実際の仕事では戦力にはなりにくいというのが現実です。

中級スキル
製図の作業がしっかり出来るというスキル。平面図・立面図・断面図・展開図等の基本的な建築図を理解できているがどうか、図面の整合性をしっかり判断できるレベルです。カリキュラムの流れですと、2〜3ヶ月程度です。また、当然の事ですが製図などの期限をしっかり守れるレベルです。実際に仕事としてやってもらいたいはこのレベルの人が多いです。

上級スキル
CADを完全に使いこなしており、タイピングも速く、図面の整合性等のチェックもできるレベル。このスキルレベルになると、仕事も安心して頼めます。タイピングが速いことは本当に重要ですよ。

CADのスキル中級以上を目指す
授業では、中級以上を目標とします。上級に行くためには努力が必要ですが、授業内容をしっかり理解すると決して不可能なレベルではありません。