資格試験の重要性

建築業界未経験の人が、CADを使用した仕事に入るために、やはり資格は有効な手段となります。フェリカTAでは、以下の3つの資格試験を受験する上でも、有利な環境にあると言えます。

CAD利用技術者試験2D2級


CAD利用技術者試験2D2級は、学科のみの試験になります。必要な学習ポイントはCADを扱う上で必要な知識になってくるでしょう。授業内で、試験に出題されるポイントを解説します。
CADシステム分野
  • CADの概要・機能・種類・特徴
  • CADの基本機能
  • CADのコマンドよる作図と編集
  • パソコンのハードウェアとソフトウェアの構成と機能
  • インターネットや、ネットワークの種類と用途
  • 情報セキュリティ・関連法規・知的財産と著作権
  • CADシステムの運用と管理
  • 3次元CADやCGの概要と機能
製図分野
  • JISで定められた製図一般(図面・文字・尺度・寸法記入)
  • 投影法と第三角法
  • 投影図・断面図・省略図・その他の図示法
  • 図形の基礎
  • 三角形、四角形と多角形、円、立体図形
学科の出題傾向
問題数は50問。制限時間は50分。CADシステム分野が6割程度。製図分野が4割程度になる。全体の7割以上で合格。

建築CAD検定2級


CADによる建築図面の製図実技のみになります。
学校で受験可能
フェリカTAでは、学校内で受験する事が出来ます。慣れたパソコン、慣れたCAD、慣れた環境で受験する事により、気持ちが舞い上がることなく落ち着いて受験する事が可能です。また、インターネットで模擬試験を受ける事も出来るので、おすすめします。

CADトレース技能審査中級

  • 学科試験時間は40分
  • 実技試験時間は90分
  • 試験日程は、平成25年2月16日(土)
  • 申込期間は、平成24年11月19日(月)〜11月30日(金)
学科の出題範囲
製図一般、建築全般に関連する基礎及び関係法規、CADアプリケーションソフトの活用、CADシステムの活用等について問う。真偽方式で22問+4択一方式で8問
実技の出題範囲
CADを使用して、一戸建ての専用住宅を除くRC構造の特殊建築物(学校、体育館、病院など不特定多数の者が利用する建築物)を対象とし、尺度「1:100」で示された「平面図」及び「立面図(その1)」をもとに、尺度「1:100」でトレースを行う。また、「平面図」及び「立面図(その1)」をもとに、指定方向からの「立面図(その2)」の描画等を行う。